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ご存知ですか？　市販のクッキー、ケーキ、スナック菓子は大変危険な食品です。

現在、市販されているクッキー、ケーキ、スナック菓子類にはマーガリンやショートニングが大量に使われていますが、この原料がトランス脂肪酸といわれる油脂です。
このトランス脂肪酸は人体に危険という理由から2018年以降アメリカでは全面的に使用が禁止されます。

トランス脂肪酸とは？

トランス脂肪酸は天然の植物油にはほとんど含まれず、植物油に水素を添加し人工的に製造します。
その為、栄養価はほとんど無く、脂肪とトランス脂肪酸のみを含む人体に深刻な危険をもたらす食品となります。
トランス脂肪酸は体内で固まりやすく、喘息、アレルギ-、アトピー性皮膚炎を引き起こす恐れが有ります。　また、肥満を発生させやすくするなど様々な病気を引き起こします。　
このような理由からアメリカでは「プラスチック食品」「狂った脂肪」などと呼ばれています。

諸外国の規制の現状

アメリカでは以前より含有量表示が義務付けられており、摂取規制が行われています。ニューヨーク市は外食産業でのトランス脂肪酸を含む油脂の使用を全面禁止となっています。
そして2015年6月16日、米食品医薬品局(ＦＤＡ)は2018年6月以降トランス脂肪酸を含む油脂の使用を全米で全面禁止すると発表しました。

他にもオランダではトランス脂肪酸を含む油脂類は発売が禁止、デンマークでは基準以上のトランス脂肪酸を含む油脂製品が販売禁止されているなど、ヨーロッパでも多くの国で使用が規制、禁止されています。

日本では

一方、日本では厚生労働省や消費者庁による規制がされず野放し状態となっているのが現状です。またテレビや新聞などのマスメディアも大量のトランス脂肪酸を使った製品を製造しているパン・菓子メーカー業界（スポンサー）への配慮の為、ほとんどこの問題を取り上げていません。
現状の日本でトランス脂肪酸を避ける為には、市販されている食品を選ぶことも大切ですが、何といっても手作りの料理による食事が最も安心・安全・確実です。